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化工品、空気バネは下期さらに良化

ブリヂストン、化工品・多角化事業の業績改善が継続

会員限定 工業用品 2023-08-10

決算説明会の様子


 ブリヂストンの化工品・多角化事業の業績改善が継続している。

 同事業の第2四半期(1~6月)業績は売上収益が1,492億円で前年同期比11%増、調整後営業利益が56億円で同11%増、利益率が3.8%だった。そのうち化工品事業は売上収益が847億円、調整後営業利益が29億円、利益率が3.4%、スポーツ・サイクル事業は売上収益が321億円、調整後営業利益が14億円、利益率が4.2%、米州多角化事業(空気バネ)は売上収益が300億円、調整後営業利益が15億円、利益率が4.9%。「化工品事業は前年同期比増収増益に加え収益性も改善し、着実に改善を継続している。スポーツ・サイクル事業は前年同期に比べ減収となったが、前年はサイクル事業で一過性の費用計上等があったことから、利益は増益で着地した。米州多角化事業は売値改善により、利益率が改善傾向にある」(ブリヂストン)。

 下期以降も業績改善は持続しそうだ。8月9日に開催した決算説明会で、石橋秀一取締役 代表執行役 Global CEOは化工品・多角化事業の見通しについて

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