ビー・エル・オートテック、協働ロボット用ツールチェンジャを販売

　バンドー化学の子会社であるビー・エル・オートテックは、組立・検査工程などのハンド、ツール交換、ロボット搭載型AGVでの使用を想定した協働ロボット用ツールチェンジャ「QUICK－CHANGE ATOM」を開発し、4月1日から販売を開始する。

　同製品は、①協働ロボットに直接取り付けが可能＝ロボットフランジ径ISO9409－1 PCD50の協働ロボットに直接取り付けが可能②着脱の動力源が不要＝メカニカルロック機構（新機構）を採用しており、ツールチェンジャ着脱時の動力源が不要③自動・手動どちらでも着脱可能＝ツールチェンジャ本体を専用のツールステーションユニットに格納することで自動着脱が可能。また、着脱用スライドボタンを押し込むことで手動での着脱も可能④電気信号（1.5A×8本）を標準搭載＝ツールチェンジャ本体中央部に電気信号ユニットを内蔵しているため、コネクタ（M8）のオス／メス選択が可能⑤空気圧ポートが取り付け可能 （オプション）＝M5×2本を本体に取り付け可能⑥専用置台（ツールステーションユニット）＝自動着脱用のTS（ツールステーション）ユニットを準備しており、付属のロック機構により、ロボット搭載型AGVでの使用など振動が生じた場合のずれを防止する。

　標準価格（税別）は、ATOM－M（マスタ・プレート）が12万5,000円／台、ATOM－T（ツール・プレート）が11万円／台、ATOM－TS（ツールステーションユニット）が5万5,000円／台。