タイガースポリマー、難燃性備えたダクトホースを上市

　タイガースポリマーはこのほど、ダクトホースの新製品として「タイダクトホース難燃GL－HG型」を上市した。

　新製品のベースとなるタイダクトホースGL型は、軽量なため持ち運びが簡単で屈曲性に富む。酸、アルカリ等の耐薬品性に優れており、通気抵抗が少ないため高い輸送能力が得られるのが特長。粉粒体の集塵機器に適しており、空調送風用のほか、木工機械用、散粉機用、一般集塵用など、一般機械類の送排気用として使用されている。

　今回発売するタイダクトホース難燃GL－HG型は、このGL型の難燃タイプで、米国の難燃規格UL94V－0相当の難燃性を有する。アウトドアでも使用されるOD缶ガスバーナーを用いた難燃性を比較するための試験（50センチの距離から炎を照射し、バーナー炎消火後の燃焼性を比較）では、GL型は炎が消えずに燃焼し続けるが、難燃GL－HG型は着火することなく、難燃性に優れていることが分かる。

　使用可能温度範囲はマイナス10度から50度で、呼径は38～300φの10サイズを用意。高レベルの難燃性が求められる吸排気配管、保護管などに提案していく。