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【企業探訪】医療・理化学製品で成長する専門商社

オリオン、顧客に喜ばれるサービスを提供

工業用品 2017-03-07

田畑久夫専務


 オリオン(本社・京都、櫻井勲社長)は、工業・医療・理化学製品の専門商社で、島津製作所やオムロンなど京都に本社のある大手企業や大学の研究機関に、各種の製品・部品を供給している。

 同社は1928年4月、オリオンゴム商店として創業し、来年90周年を迎える。創業以来“お客様に「喜ばれるサービス」の提供”をモットーに、社業を拡大してきた。1981年12月には株式会社に改組し、社名をオリオン㈱と改称した。2002年4月には、旭ケミカルスの櫻井勲社長が事業を継承し、旭ケミカルスグループの主要企業として、日本、中国、ベトナムの3カ国で事業を展開している。

 社名のオリオンは、夜空に輝くオリオン座をモチーフにしている。四角形上辺のベテルギウス星とr星をメーカー、下辺のリゲルとk星をユーザーに見立て、真ん中に位置する三連星が両者を仲介。その中で頑張っていく商社、という思いをこめている。

 同社はゴム成形品、プラスチック成形品のほか、工業用ゴム製品、医療用品など幅広い製品を取り扱っている。売上高の比率はプラスチック関連製品が6割、ゴム関連製品が4割。創業当初はゴム製品が中心で、この比率は逆だったという。プラスチック製品はグループ会社のコロニスが生産・加工を担当している。射出成形や押出成形、ブロー成形など多種多様な成形技術により、ユーザーのニーズに応える、さまざまな形状や特性を持った製品を開発・販売している。

 旭ケミカルスグループは、国内は技術商社である旭ケミカルスとオリオン、樹脂加工製品を生産するコロニスの3社。海外は中国・蘇州に電気・電子部品を主力とする樹脂成形品と金型加工の工場、大連に医療用部品が主力の樹脂成形品工場が、上海と香港に販売会社がある。ベトナムには樹脂成形品工場と販売会社がある。海外売上高は年々拡大しており、その8-9割はオムロン向けという。

 同社グループの16年12月期売上高は約100億円の見込みだ。同社の田畑久夫専務によると「最近は医療関係で売上高が伸びている。また中国の生産拠点については人件費が高騰しており、自動化・省人化を積極的に進めている」という。

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