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省コスト・短納期・高品質を実現する「TR工法」が強み

ゴム成型メーカー「TPMカンパニー」誕生

工業用品 2017-02-27

代表・CEOの郡山知朗氏


 埼玉県川口市に新たなゴムプレス成型メーカーが誕生した。簡易型による省コスト、短納期、高品質を実現する「合同会社TPMカンパニー」(代表・CEO郡山知朗氏)だ。従業員数は6人とまだ小規模だが、「将来的にはプラスチック成型や海外展開も考えたい」(郡山氏)と、夢は大きい。

 社名のTPMは「Trial Production Mold」の頭文字からとった。TPは「試作」、Mは「型」を意味している。同社の最大の強みが、簡易型によるゴム成型工法「TR工法」だ。同工法は、量産成型と同じ材料および同じ精度で試作が可能なことから、通常金型品の30ー70%のコストダウンを可能にし、高品質および最短3日という短納期を実現する画期的なもの。成型だけでなく、印刷・ポッティングなどの追加加工、荷重試験、引っ張り試験などの各種試験にも対応している。「企業だけでなく、個人からの注文も受け付けている。他社では断られた案件も是非一度当社に相談してほしい」(同)と自信をみせる。

 同社では、50トンゴムプレス成型機×2台、100トンゴムプレス成型機×2台、プレス抜き加工機(エアーシリンダー式)、簡易型切削加工機、タップ加工機、熱乾燥機、レーザー加工機、スクリーン印刷機を生産設備に持ち、マクロスコープ、自動荷重測定器、ゴム硬度測定器、ノギス、ダイヤルシクネス、ハイトゲージと、測定機器なども完備している。

生産設備や測定機器も充実


 代表・CEOを務める郡山氏は、東都ラバーインダストリーで技術を磨き、独立。2016年10月24日にTPMカンパニーを立ち上げた。合同会社という形式を選択したのは、「株式会社だと取締役が必要だとか、定期的に株主総会を開かなくてはいけないなど、しがらみが多い。その点、合同会社はしがらみが少なく、経営の自由度が増す。唯一のデメリットといえば、合同会社というネーミングの認知度がまだ低いくらい」と郡山氏は語る。

 現在はホームページからの集客・受注がメインだが、素材メーカーなどの購買情報を探索して提案なども行っている。実際に大手企業からの受注も受けている。ユーザーは自動車部品分野からアイデア雑貨分野までと裾野は広い。郡山氏は豊富な知見を生かしたセミナー「シリコン道場」(発明学会主催)も開催。セミナーの詳細は、https://www.hatsumei.or.jp/silicon-dojo/index.htmlまで。また、TPMカンパニーでは、ゴムの営業・技術現場の最前線の人たちを対象とした親睦会「GC(ゴムコミュニケーション)会」も開催するなど、精力的に活動している。

 ゴム成型でお悩みの方はTPMカンパニーに一報を。電話048・423・4525、FAX048・423・4526、URL=http:// tpm.co.jp/

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