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環境保全やコスト削減効果を訴求

加貫ローラ製作所、展示会で「e-コア」をプレゼン

工業用品 2017-02-21

プレゼンする田中課長


 加貫ローラ製作所(大阪市生野区、加貫泰弘社長)は、2月15-17日に東京ビッグサイトで開催されたエネルギー関連の展示会「ENEX2017」で「おおさかエコテック」のブースに出展。同社が展開する巻取りコア「e-コア」を訴求するとともに、16日には同会場の特設スペースで「e-コア」のプレゼンテーションを実施した。

 同社の「e-コア」は昨年2月に、大阪の中小企業等が開発した優れた環境技術・製品を選定・広報する「おおさかエコテック」において、特に優れた製品のひとつとして「ゴールド・エコテック」を受賞、今回の出品やプレゼンもその一環として実施したもの。

 「e-コア」はプラスチックフィルム、シート、金属箔などの巻き取りに必要な軸心の表面層に、段差吸収性の高いゴム素材を配置することで巻き始めのフィルム段差痕を軽減。フィルムロスによる廃棄物や余剰生産の削減が期待できる。

展示された「e-コア」


 プレゼンでは、同社の田中誠営業本部営業技術係課長が登壇し、同製品の特徴や適正について解説したほか、評価先代表の10社の事例などを紹介。「条件は異なるが、同製品の使用により段差ロスの低減効果は65-95%。中には100%低減できた事例もある」と述べ、環境保全やコスト削減の効果についてPRした。

 なお、同社「コンバーテックジャパン」にもブースを出展。「e-コア」など各種製品群をフィルム業界に向けて訴求した。

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