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避難所生活や最新の防災対策を体験

住友ゴム工業、泉大津工場が防災イベントに協力

工業用品 2022-01-21

 住友ゴム工業の泉大津工場(中村明弘工場長)で1月16日、大阪府泉大津市主催の防災イベント「家族防災会議の日 2022」が開催された。当日は、市民約370名、市長ら市役所関係者9名、府立泉大津高等学校から高校生ボランティア11名、住友ゴム泉大津工場長と従業員約20名の計約410名が参加した。

 同イベントは、家族で防災について話し合ってもらおうと、阪神淡路大震災の発災日に合わせて、泉大津市が毎年1月17日を同市の「家族防災会議の日」と定めたもの。イベント会場となった泉大津工場は、2020年6月に泉大津市との間で災害から市民を守る「災害時における臨時避難所施設利用に関する協定」を締結している。

 会場となった同工場の体育館では、実際の避難所で使うテントが設置され、炊き出しを受けたり、段ボールベッドを組み立てたりなど、来場者に避難所内の生活を体験した。

 同社中村明弘泉大津工場長は、「過去2回、避難訓練を実施してきた。今回は体験型のイベントであり、コロナ感染防止対策を実施の上、駐車場、体育館を提供、工場メンバーはボランティアとして参加した。幅広い年齢層の方々に来場してもらい、実際の避難所生活を疑似体験することで防災の意識が高まった」と述べた。

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