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無電柱化推進展でPR

東拓工業、「角型TACレックス」拡販へ

工業用品 2021-12-15

東拓工業のブース


「角型TACレックス」


 東拓工業は道路の無電柱化に寄与する商材として角型多条敷設管「角型TACレックス」の販売に力を入れている。11月24日から26日まで東京ビッグサイト青海展示棟で開催された「無電柱化推進展」に出展し、「角型TACレックス」を前面に打ち出した展示を行い来場者にPRした。

 近年、地震や台風などの災害時に電柱が倒れ、停電や交通妨害などが発生し防災面で深刻な問題になっている。そこで推進されたのが、電線を地中に敷設し電柱をなくすという“無電柱化事業”で、これにより電線敷設に不可欠な敷設管の需要が高まっている。

 東拓工業の「角型TACレックス」は、軽量でフレキシブル、管台・曲がり管不要で容易に施工できる点が評価され、電線敷設用途で高い実績を持つ。発売以来累計で2,700件以上の採用実績があり、電線共同溝では800以上の実績を有している。

 従来の丸型敷設管は、多条敷設する際に、1本1本を隔離する必要があり、地面の堀幅や深さが大きくなりがちだった。「角型TACレックス」は角型のため重ねて敷設でき、施工が容易で、地面の掘幅・深さも丸型よりも狭く・浅くできるため工期の短縮、施工費用の削減に寄与するという。

 東拓工業では、「無電柱化推進展」に合わせ専用リーフレットを作成、ホームページにも専用紹介動画を掲載するなどPRに力を入れている。無電柱化需要を取り込んで、販売拡大していく方針。

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