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2022年3月期第2四半期業績

タイガースポリマー、大幅増収で黒字転換

工業用品 2021-11-10

 タイガースポリマーの2022年3月期第2四半期(2021年4~9月)業績は、売上高が192億9,700万円で前年同期比18.2%増、営業利益が5億3,300万円(前年同期は1億5,100万円の損失)、経常利益が6億4,700万円(同7,400万円の損失)、純利益が2億1,400万円(同3億100万円の損失)だった。

 セグメント別では、日本は売上高が98億4,700万円で同2.4%増、営業利益が2億7,200万円で同69.9%増。産業用ホース・家電用ホース・ゴムシートの販売が増加し、増加分が原価償却費等の増加を吸収したことで増収増益となった。

 米州は売上高が68億3,700万円で同50.0%増、営業損失が3,900万円(同4億8,000万円の損失)。自動車部品は前年同期のロックダウンによる長期間の操業停止の反動で販売が増加し、増収増益。産業用ホースも前年同期の販売減の反動で増収増益となった。メキシコの自動車部品は為替換算上の影響で増収となったが、諸経費が増加し減益となった。

 東南アジアは売上高が12億9,900万円で同9.1%増、営業利益が5,700万円で同1235.9%増。タイでは自動車部品の国内販売・米州向け販売の増加と経費削減等により増収増益。マレーシアでは家電用ホースの販売は増加したが材料費、人件費等が増加し、増収減益となった。

 中国は売上高が30億3,800万円で同29.9%増、営業利益が1億9,800万円で同37.2%増。自動車部品・家電用ホースともに販売が増加したことに加え、為替換算上の影響により増収。加えて、原価改善効果等もあり増益となった。

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