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2022年3月期第2四半期業績

オカモト、産業用製品、生活用品とも増収増益

工業用品 2021-11-10

 オカモトの2022年3月期第2四半期(2021年4~9月)業績は、売上高が444億9,900万円で前年同期比13.2%増、営業利益が45億2,000万円で同41.4%増、経常利益が51億9,400万円で同35.0%増、純利益が32億6,200万円で同27.6%増だった。

 セグメント別にみると、産業用製品は売上高が282億7,000万円で同14.2%増、営業利益が13億5,500万円で同31.7%増。そのうち自動車内装材は、前年同期の新型コロナの影響や今期の半導体不足による自動車減産の影響はあるものの、大幅な増収。フレキシブルコンテナは、石油化学向けの需要が減少し減収となった。

 生活用品は売上高が161億円で同11.7%増、営業利益が39億6,400万円で同32.7%増。コンドームは、国内は外出自粛による小売市場低迷により売り上げ前期並みだったが、海外向けは引き続き好調で増収。手袋は、家庭用は新商品の上市で堅調に推移、産業用も引き続き堅調だったが、医療用を含む使い捨て手袋が前年の反動により減収となった。

 その他事業は売上高が17億8,800万円で同0.6%減、営業利益が1億6,700万円で同10.9%増となった。

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