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各部門がベクトル合わせレベルアップをはかる

【新社長インタビュー】東拓工業社長 太田九州夫氏

会員限定 工業用品 2021-09-13


 今年4月に就任した東拓工業の太田九州夫社長。親会社の長瀬産業では顔料、染料、樹脂事業に携わり、海外経験も豊富だ。コロナ禍で厳しい船出となったが、職場環境の整備や事業効率の向上に取り組み、新中計の達成を目指していく。

社長就任の抱負

 東拓工業は長い歴史を持っている。歴代の諸先輩から代々受け継がれてきたタスキを今回私が掛けることになった。このタスキを次の世代へしっかりと引き継がなければいけないと思っている。

 私の仕事は、会社のメンバーが安心して働けるよう、職場環境の改善や事業体制を整えることだと思っている。そのためにも対話を重視している。各部門や営業所、生産拠点ごとにミーティングを行い、できるだけ多くの現場の声を聞いている。本来であれば各拠点に出向き、膝を交えて対話したいところだが、現在はコロナ禍ということもありWebを介したコミュニケーションに努めた。皆の意見や要望を聞き、そして自分の考えも伝え、互いに理解を深めることができつつあると感じている。

強みと弱み

 歴史ある会社で、事業部門ごとにそれなりの強みを持っている、というのが第一印象だ。優秀な人材も揃っている。

 その一方で、

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