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耐久性を向上、プラ減に貢献

住友ゴム工業、テニスコート用砂入り人工芝「オムニコートXPH」を発売

工業用品 2021-06-03

 住友ゴム工業は、テニスコート用砂入り人工芝の「オムニコート」ブランドから、新製品「オムニコートXPH」を発売した。

構造イメージ


 同製品は、耐久性、プレー性が長期間安定した砂入り人工芝。高耐久性を兼ね備えたヤーン(原糸)を採用し、ヤーンのマイクロプラスチック化抑制に貢献する。この取り組みは環境省が展開する「プラスチック・スマート」にも登録されている。(詳細はこちら

 また、ヤーン単体の耐久性は同社従来品「オムニコートXP」の1.4倍にアップしたほか、網目状(ハニカム構造)のヤーン採用により、目砂の捕捉性を向上している。

 同製品は既に、愛知県の名古屋中学・高等学校、宮城県のダンロップ泉パークタウンテニスクラブで採用されている。

名古屋中学・高等学校


ダンロップ泉パークタウンテニスクラブ


 「オムニコート」は1983年の発売以来、自然なボールバウンドと足腰にやさしいプレー性で、幅広いテニスプレーヤーのフットワークを支えてきた。数多くの国体やインターハイの会場へ採用されるとともに、全国各地の公共や民間のテニスコートにも多数採用され、国内におけるテニス競技の普及に貢献している。

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