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健康増進活動の積み重ねが評価

バンドー化学、健康経営銘柄に4度目の選定

工業用品 2021-03-24

 バンドー化学は3月4日、経済産業省と東京証券取引所から「健康経営銘柄2021」に選定された。同社は2017年、2018年、2019年と3年連続で選定され、今回は2年ぶり4度目の選定となった。また同時に、経済産業省と日本健康会議が共同で進めている「健康経営優良法人2021(ホワイト500)」にも認定された。

吉井満隆社長


 「健康経営銘柄」は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定、公表することで、企業の取り組みが株式市場などにおいて、適切に評価されることを目的にしている。

 同社では、①「バンドーグループ健康宣言」の実現に向け、従業員が自ら策定する「健康ビジョン」の実現をサポートするなど、活気ある職場づくりを推進②目標達成に向けて、定期健診・特殊検診・二次検査の100%受診、その結果に基づくハイリスクアプローチとしてEQ(Emotional Quotient=情動指数)を活用し、生活習慣の改善を促す③健康保険組合と連携したデータヘルス事業として健康スコアリングレポートを活用し、歯科検診の推進をコラボヘルス活動として推進④生活習慣病と睡眠の関連性に着目し、ポピュレーションアプローチとして睡眠の質を上げる取り組みとして、睡眠向上セミナーや快眠ストレッチ教室などを行っている。

 「がっちり・わくわく・いきいき」をキーワードに、こうした取り組みを推進していることが評価され、健康経営銘柄に選定された。

 同社の吉井満隆社長は「当社の健康増進の取り組みの一つ一つは大きく目立つものではないが、コツコツと積み重ねてきたものが評価されたと思う。この選定を契機に、気持ちを新たに“がっちり一体”となって取り組んでまいります」と語った。

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