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女性社員の育児休業取得率100%

住友ゴム工業、ゴルフクラブ製造子会社が「くるみん認定」を取得

タイヤ 2021-03-24

宮崎労働局の名田局長(右)とダンロップゴルフクラブ・友定社長(左)


 住友ゴム工業の子会社であるダンロップゴルフクラブは、厚生労働大臣から子育てサポート企業として、「くるみん認定」を取得した。

 ダンロップゴルフクラブは、2015年以降、出産・育児にかかわる諸制度の整備や啓発活動を行い、育児休暇を取りやすい職場環境づくりを進め、同年以降、女性社員の育児休業取得率は100%になった。また、2020年には、初めて男性社員が育児休業を取得した。

 同社では、小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員に対する短時間勤務制度や、人事担当者による制度の説明や給付金の手続き、近隣企業が主導で運営する企業型保育施設の共同利用などを実施。休業から復帰までを一貫してサポートすることで、仕事と子育ての両立を支援している。

くるみんマーク



 くるみん認定とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業が、厚生労働大臣より「子育てサポート企業」として認定が受けられる制度のこと。

 親会社の住友ゴム工業は2009年にタイヤ業界初のくるみん認定を取得し、2019年には女性活躍推進企業として、「えるぼし」2段階目の認定に続き、2020年11月には「えるぼし」3段階目の認定を受けている。(関連記事=『住友ゴム工業、「えるぼし認定(三つ星)」を取得』)

 同社グループは、今後も子育て支援やその他、仕事と家庭の両立を支援する「ワークライフバランス」を積極的に推進し、従業員一人ひとりが尊重され、働きやすい職場環境づくりを進めていく。

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