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ゴムベルトは最大需要先の高炉メーカーが31%減

2020年のゴム・樹脂ベルト需要先別販売実績比率

工業用品 2021-03-08

 日本ベルト工業会がまとめた2020年(1~12月)のゴムコンベヤベルトおよび樹脂ベルトの需要先別販売実績比率によると、ゴムコンベヤベルトの需要先別販売実績比率(金額ベース)は、国内が74.5%を占め、販売額は前年比17%減だった。また、輸出は25.5%を占め、販売額は同26%減少した。

 主な需要先をみると、全体の21.2%を占めた高炉メーカーが同31%減、セメントが同9%増、電力・ガスが同20%減、その他OEMが同40%増、その他(主に商社経由での出荷)が同14%減少した。

 樹脂ベルト(金額ベース)は、内需が96.7%を占め、販売額は同12%減。また、輸出は3.3%を占め、販売額は同21%減少した。

 主な需要先をみると、2大需要先のうち食品関連は、食品(全体の24.7%)が同6%減、食品機械(同11.2%)が同12%減と前年を下回ったほか、物流関連は、物流機械(同15.8%)が同14%減、物流(同5.1%)が同12%減となり、ほぼすべての需要先が前年を下回った。

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