スター精機、射出成形機用取出ロボットをマイナーチェンジ

　取出ロボットメーカーのスター精機は、射出成形機用取出ロボットGX・IX・VIシリーズをマイナーチェンジし、「VIP（シックスP）」として2月16日から順次販売を順次開始した。

「VIP（シックスP）」は可搬重量を主力機種であるGXW‐800RVIP・IXW‐800VIPで5キログラムから8キログラムに、同1200RVIP・IXW‐1200VIPで10キログラムから15キログラムに、同1500VIPで20キログラムから25キログラムに60％アップしより強力にしたのに加え、上下駆動ベルトに歯面布張りベルトを採用し低騒音・低振動・歯部の耐久性を向上させている。また高性能サーボドラバー・モーターを採用し、スムージング機能で滑らかな動作と位置決め精度を向上させている。

　さらに、万が一のアラーム発生時には、QRコードをスマホやタブレットで読み取ることで、オペレーターの操作をサポートする。なおタッチパネルにエンボス加工（GX‐VIPシリーズコントローラーSTEC‐520Bのみ）を施したほか、操作ペンダントケースには抗菌樹脂を採用するなど、安心面や安全面にも充分配慮されている。

　問い合わせはスター精機営業部営業推進課（電話0587・95・7615）まで。