2020年3月期業績
三ツ星ベルト、海外ベルト事業は減収だが増益
工業用品 2020-05-28
三ツ星ベルトが5月25日に発表した2020年3月期業績は、売上高が710億5,100万円で前期比1.3%減、営業利益が72億9,900万円で同10.2%減、経常利益が76億5,900万円で同14.4%減、純利益が54億6,400万円で同11.2%減となった。
営業利益の減益要因としては、売上高減により2.7億円、原材料価格の影響で1.8億円、労務費・人件費の増加で2.5億円、減価償却費の増加で3.1億円の減益に。一方、コスト削減により1.8億円の増益となった。
セグメント別にみると、国内ベルト事業は売上高が272億6,600万円で同4.0%減、営業利益が64億8,600万円で同9.1%減。自動車用ベルトは組み込みライン用が増加し、新機種への採用も進み増収。
一般産業用ベルトは射出成形機や工作機械、ロボット向け需要が低調で減収。OA機器用ベルトと合成樹脂素材も減収した。
搬送ベルトは、ゴムコンベヤベルトは好調だったが、樹脂ベルトは食品向けが不振で、全体では減収した。
海外ベルト事業は売上高が324億9,500万円で同1.3%減、営業利益が34億4,600万円で同1.0%増。自動車用ベルトは欧州・米国で四輪車用が減少したが、東南アジアで二輪用が好調に推移し増収。
一般産業用ベルトは、米国は横ばい、欧州では補修用が微増。アジアは農業機械向けが減少したものの、風力発電用が増加したことで横ばい。OA機器用ベルトは日系ユーザー向けの販売が低下したことから減収となった。
建設資材事業は売上高が68億7,200万円で同15.0%増、営業利益が2億6,100万円で同5.5%増。建築部門は公共や民間の改修工事物件が増加したことから増収となり、土木部門も廃棄物処分場などの大型工事物件を中心に売上高が伸長した。
エンジニアリングストラクチュラルフォーム、金属ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品などを含むその他は売上高が44億1,700万円で同6.2%減、営業利益が5,500万円で同69.2%減となった。
ベルト事業の売上高は597億6,100万円で同2.5%減、その内訳は、自動車用が303億2,300万円で同0.1%増、一般産業用が198億7,900万円で同5.3%減、OA機器用が25億6,100万円で同6.7%減、搬送ベルトが35億9,200万円で同1.8%減、合成樹脂素材が34億600万円で同6.2%減。
2021年3月期業績予想は未定。
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