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【特集】ロール/ブランケット

ブンカゴム、特殊品主体に拡販

工業用品 2016-12-26

 ブンカゴムは、高度な技術開発力と独自配合を駆使して開発した独創的な特殊製品主体に、印刷用途、一般工業用途、ベルトなど駆動用途、製鉄用途など多岐に亘る分野に展開している。

 今年の状況としては、上期は比較的堅調に推移した。しかし下期以降需要に一服感が出始め、現在の販売動向は前年同期比微減で推移している。数量面では減少傾向となっているものの、高付加価値な特殊品の販売比率が年々高まっており、利益面に貢献している。同社では数量増、売上高増加を大前提としつつも、利益を重視した経営方針でいる。このため特殊品主体に拡販を図っており、現在売上高の30―40%が特殊品となっている。

 さらに同社では来期以降、より一層の利益率向上を主眼とした、独自営業戦略の展開を計画している。

 この特殊品としては高強度・耐摩耗ゴムロール「マイティーA」、実用新案申請中のゴミ取り粘着(タック)ゴムロール「クリーン・ダッシュ」、高摩擦係数(スリップ防止)ゴムロール「マイタッチ」、静電気発生を防止する高導電性ゴムロール「ボルタックス」など数多くの製品を展開している。特に「マイティーシリーズ」と「マイタッチ」の販売が伸長している。これらカタログモデル以外にも、300種類以上有するゴム配合レシピの活用により、耐圧力・耐摩耗・耐熱性など性能面の付与のほか、顔料配合比率によるカラー変更など、顧客の要求性能に的確に合致したカスタム製品の開発に注力している。

 特殊品の販売動向としては、数多い販路の中でも物流機器分野や製鉄関連分野向けなどが伸びている。一例として高精度が要求される特殊コンベヤ用駆動ローラーなどの新規案件も入り、販売の裾野が拡大している。

 同社は柔軟な発想による新製品開発や一層の品質向上、営業力強化などの社内改革を実施し、少数精鋭の技術集団的体制となっている。改革の一環として作業者の技術や知識向上により、自分の担当以外の工程も対応できる多能工化体制を採用している。各工程の技術や効率が一層向上した結果、不良率の低減にも繋がっている。

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