新型コロナウイルス対策用として
精工パッキング、「マスク製作キット」の販売が大幅に伸びる
工業用品 2020-04-14
精工パッキング(東京都葛飾区、平井秀明社長)が開発した「マスク製作キット」の販売が急激に伸びている。
「マスク製作キット」は防災用として開発されたもので、2月28日に販売を開始した。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によりマスク不足が社会的な問題となったことで、ウイルス対策用としても注目を集め、需要が急増した。販売受注は大幅に増加しており「ネットなどから最近の1カ月間でも約8,000セット以上もオーダーが来ている。需要に対応するためフル稼働で土日の休みも返上している状況」(平井社長)という。
「マスク製作キット」には、ゴムやウレタンなどの各種打ち抜き加工技術を活かした。多くの輪ゴムが1ミリの太さに対し、同製品にはわずか0.4ミリの超極細輪ゴムを使用。就寝時でも耳の後ろが痛くならない。
シリコーン製のため劣化することがなく、何度でも利用可能。ゴム特有の臭いもない。作り方も簡単で、キッチンペーパーを半分に折り極細輪ゴムの輪を通した後、表に出ている極細輪ゴムをキッチンペーパー側に移動させるだけで完成する。
問い合わせは同社(東京都葛飾区高砂3-28-18 ☎03・3659・1526)まで。
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0.4ミリ、シリコーンゴム製
精工パッキング、マスク用極細ゴムを商品化
その他 2017-07-05