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20年3月期第1四半期業績

西川ゴム工業、日本、東アジア、東南アジアは増収増益

工業用品 2019-08-20

 西川ゴム工業が8月9日に発表した20年3月期第1四半期(19年4-6月)業績は、売上高が251億2,500万円で前年同期比5.5%増、営業利益が21億7,200万円で同13.8%増、経常利益が23億5,500万円で同1.0%増、純利益が14億2,700万円で同5.4%減となった。

 セグメント別にみると、日本事業は売上高が134億9,000万円で同4.1%増、営業利益が8億2,000万円で同7.3%増。自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより増収増益となった。

 北米事業は売上高が73億5,000万円で同6.7%増、営業利益が1億7,000万円で同38.5%減。為替や一部受注の増加などで増収となったが、メキシコでの新製品立ち上がり対応コストの増加などで減益となった。

 東アジア事業は売上高が31億5,500万円で同2.1%増、営業利益が1億9,600万円で同13.0%増。中国での自動車生産台数が前年同期比で減少したものの、受注製品が好調に推移したことで増収増益となった。

 東南アジア事業は売上高が30億4,200万円で同16.0%増、営業利益が9億4,200万円で同32.7%増。タイ、インドネシアともに自動車生産台数が前年同期比で増加したことなどにより増収増益となった。

 20年3月期通期業績予想は、売上高が985億円で前期比0.1%増、営業利益が78億円で同1.0%増、経常利益が85億円で同0.4%増、純利益が53億円で同7.8%増を見込んでいる。

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