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19年3月期業績

バルカー、シール製品事業は増収減益

工業用品 2019-05-14

 バルカーが5月14日に発表した19年3月期業績は、売上高が512億4,300万円で前期比7.7%増、営業利益が56億900万円で同4.4%増、経常利益が57億9,100万円で同5.9%増、純利益が40億8,700万円で同6.6%増となった。

 セグメント別にみると、シール製品事業は売上高が335億9,300万円で同3.6%増、営業利益が44億4,700万円で同6.2%減。機器市場とプラント市場に向けた売り上げがそれぞれ増加するとともに、先端産業市場向けの販売も高水準で推移したことで増収となったが、販売費および一般管理費の増加により減益となった。

 機能樹脂製品事業は売上高が143億1,300万円で同15.0%増、営業利益が7億7,700万円で同57.7%増。先端産業市場向けの売り上げ拡大に加え、機器市場への販売も堅調に推移したことで増収増益となった。

 その他事業は売上高が33億3,600万円で同22.7%増、営業利益が3億8,400万円で同173.7%増。シリコンウエハーリサイクル事業の受託量増加などにより増収増益となった。

 20年3月期業績予想は、売上高が500億円で前期比2.4%減、営業利益が46億円で同18.0%減、経常利益が47億円で同18.8%減、純利益が33億円で同19.3%減を計画している。

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