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心臓マッサージ評価機器

住友理工が「しんのすけくん」を糸島市に寄贈

工業用品 2016-10-28

松井社長(右)と月形市長、濵地消防長(左)

松井社長(右)と月形市長、濵地消防長(左)


 住友理工は10月28日、心配蘇生法の訓練をサポートする胸骨圧迫訓練評価システム「しんのすけくん」を福岡県糸島市に寄贈したと発表した。

 「しんのすけくん」は音声ガイダンスを頼りに、リアルタイムで表示される画面を見ながら、心臓マッサージの訓練を受けることができる製品。同社開発の圧力検知センサ「スマートラバー(SR)センサ」を応用して、心臓マッサージにおいて重要な要素である圧迫位置、圧迫の深さ、リズムなどを検知、要素ごとに得点化し客観的に評価することで訓練の質の向上を図ることができる。

 贈呈式は糸島市、九州大学、同社の3 者による連携協定に基づき、糸島市内に今春オープンした「九州大学ヘルスケアシステムLABO 糸島(愛称:ふれあいラボ)」で開催。同市からは月形祐二市長、濵地広喜消防長らが、同社からは松井社長らが出席した。

 式では、松井社長が「『しんのすけくん』を通じて、市民の皆様が正しい心肺蘇生法を身につけられ、糸島市がスポーツ振興、健康増進の場として一層の発展をされる一助となることを祈念している」とあいさつした。

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