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高い省エネルギー性が評価

バンドー化学、HFDシステムが「省エネ大賞・省エネルギーセンター会長賞」を受賞

工業用品 2019-01-22

HFDシステムデバイス(左から小型、中型、大型)


 バンドー化学は1月15日、省エネルギーセンターが主催する平成30年度「省エネ大賞」(製品・ビジネスモデル部門)において、独自開発した平ベルト駆動システム(製品名: HFDシステム/ハイパーフラットドライブシステム)が、その高い省エネルギー性を評価され、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞することが決定したと発表した。

 なお、同製品は平成25年度「省エネ大賞」で「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しており、今回で2回目の受賞となる。

 省エネ大賞の受賞式は、1月30日に東京ビッグサイトで開催されるENEX2019「第43回地球環境とエネルギーの調和展」で行われる。また、同製品は、ENEX2019展示会場内のアワードコーナーで展示される。

クーリングタワーに取り付けたHFDシステム(空研工業写真提供)

送風機に取り付けた小型HFDシステム(ミツヤ送風機製作所写真提供)


 ■受賞テーマ
 高効率平ベルト駆動システム「HFDシステム」=HFDシステムを取り付けた省エネ事例として、送風機メーカーのミツヤ送風機製作所、クーリングタワーメーカーの空研工業と共同で同賞へ応募した。

 ■受賞のポイント
 前回受賞時は、モーターの適用容量範囲が2.2-22kWだったが、新たにモーター容量2.2kW未満に対応の小型HFD、モーター容量30-75kWまで対応の大型HFDの開発や、使用環境の悪いクーリングタワー用のHFDシステムを開発し、ラインアップの拡充によって、幅広い産業機械の省エネへの貢献したことが高く評価された。

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