スピン性能・飛距離を両立
住友ゴム工業、NEW「スリクソン Z―STAR」シリーズを発売
工業用品 2018-12-03
住友ゴムグループのダンロップスポーツマーケティングは、飛距離を追求したツアーボールに形状復元性、耐傷特性、耐衝撃性、振動吸収性を付加し一段と進化させたNEW「スリクソン Z―STARシリーズ」からNEW「スリクソン Z―STAR」とNEW「スリクソン Z―STAR XV」の2種類を来年2月8日から発売する。
新製品は高分子材料SeRM(セルム)を世界で初めてゴルフボールに使用。飛距離性能とスピン性能を高次元で両立し、さらに進化させた。いずれもオープン価格。初年度の販売は全世界で約310万ダース、日本国内で約140万ダースを見込んでいる。
従来品はウレタン結合の架橋密度をコントロールした柔軟性の高いコーティング材だったが、今回のSeRMは東京大学で発明され、世界が注目している高分子材料。
高分子材料は、一般的にひも状の高分子が網目状になったネットワーク構造を持っており、大きな力が加わると、ひも状の高分子が切れてしまう。一方、SeRMは網のつなぎ目部分(=架橋点)が自由に動くため、大きな力が加わっても切れにくく、形状復元性、耐傷特性、耐衝撃性、振動吸収性に優れており、今回コーティング材料として採用したもの。
NEW「スリクソン Z―STAR」はミッド層の硬度を高めて高反発化し、さらに外剛内柔度を高めることで高打ち出し、低スピンを実現。打感、スピン性能とともにドライバーの飛距離が大きく向上した。一方、NEW「スリクソン Z―STAR XV」は優れた飛距離性能はそのままに、ショートゲームのスピン性能を大きく向上させた。さらにフェースに食いつくソフトな打感を実現。スピン性能も大きく向上させている。
契約プロもスピン性能、飛距離を証言
ダンロップスポーツマーケティングは11月27日、東京・北青山のTEPIA先端技術館のエキシビジョンホールで、NEW「スリクソン Z―STAR」とNEW「スリクソン Z―STAR XV」の発売記念会見を開催。会見では今期優勝経験のある契約プロの星野陸也、出水田大二郎、稲森祐貴、秋吉翔太、香妻琴乃、勝みなみ、新垣比菜、畑岡奈紗の8プロが今期の感想と来期の目標などを語った。
シーズンで一足早くNEW「スリクソン Z―STARシリーズ」を使用した稲森プロは「スピン量のレベルアップはすぐ実感した。スピン量が上がると飛距離が落ちるかと思ったが、飛距離も落ちない。スコアーメイクしやすいボールだと思う」と感想を語った。
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