19年3月期第2四半期業績
ニッタ、売り上げ、営業利益、純利益が過去最高に
工業用品 2018-11-12

決算概要を説明する新田社長
ベルト、ホース、化工品が寄与
ニッタの19年3月期第2四半期業績は、売上高が439億7,500万円で前年同期比20.6%増、営業利益が31億2,500万円で同8.8%増、経常利益が62億2,600万円で同0.8%減、純利益が49億300万円で同0.4%増。売上高、営業利益、純利益が半期ベースで過去最高となった。
11月2日大阪本社で会見した新田元庸社長は「第1四半期の好調が続き、第2四半期も国内・海外ともに順調だった。売上高は当初計画の436億円を3億7,500万円上回り、営業利益も計画の290億円を2億2,500万円上回った。計画を前倒しで達成しているが、通期業績予想は上方修正せず据え置いた。理由は、一つには米中貿易摩擦の影響。当社事業に直接影響することはないが、中国景気が悪化すれば、ベルト、ホースなどの販売に間接的に影響してくる。また原材料価格の高騰も理由の一つ。上期は原材料で1億円のマイナス影響が出ている。また物流費の高騰も懸念の一つで、上方修正を見合わせた」と業績概要と見通しを説明した。
第2四半期の国内売上高は前年同期比22.6%増、海外売上高は同10.5%増。国内は物流、半導体製造装置、工作機械向け需要が旺盛だった。海外は欧米を中心に物流向けが堅調に推移した。持分法適用会社であるゲイツ・ユニッタ・アジアとニッタ・ハースの業績も好調だった。
事業別動向は、ベルト・ゴム製品事業は、売上高が143億1,300万円で同7.1%増、営業利益が14億3,000万円で同15.5%増。物流向けでカーブコンベヤが伸長。平ベルトも好調に推移した。
ホース・チューブ製品事業は、売上高が164億5,800万円で同2.5%増、営業利益が14億600万円で同13.5%減。「名張第4工場の立ち上げやメキシコ工場への投資などが影響し減益となった。原材料価格高騰も利益を圧迫した」(新田社長)。
化工品事業(ニッタ化工品)は、売上高が61億3,900万円、営業利益が3億1,700万円。空気バネなどの鉄道車両用部品、クリーニングブレードなどのOA機器用部品、ガス計量膜などの販売が好調だった。
その他産業用製品事業は、売上高が52億3,800万円で同0.6%増、営業損失が5,900万円(前年同期は3,600万円の損失)で前年度比2,300万円悪化した。
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