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19年3月期第2四半期業績

オカモト、生活用品は増収増益

工業用品 2018-11-09

 オカモトが11月7日に発表した19年3月期第2四半期(4-9月)業績は、売上高が457億9,100万円で前年同期比7.3%増、営業利益が48億3,500万円で同3.0%減、経常利益が56億9,500万円で同4.4%増、純利益が41億3,300万円で同5.4%減となった。

 事業別にみると、産業用製品は売上高が293億8,400万円で同6.6%増、営業利益が20億9,300万円で同23.9%減。一般用フイルム、粘着テープ、食品衛生用品は減収となったものの、工業用フイルム、建材用フイルム、多層フイルム、農業用フイルム、自動車内装材、フレキシブルコンテナ、工業用テープ、食品用吸水・脱水シート、研磨布紙等はそれぞれ増収。壁紙の売り上げは横ばいとなった。

 生活用品は売上高が162億7,700万円で同8.7%増、営業利益が36億900万円で同20.8%増。コンドームは、国内向けは薄物商品の販売が好調で増収。また、海外向けも引き続き好調を維持し、大幅増収となった。浣腸は従来品が低調となり売り上げは横ばい。除湿剤は自然災害の影響で微減収となった。手袋は炊事用および産業用は堅調に推移したものの、その他用途向けが低調で減収。メディカル用品のうち、滅菌器は歯科向けが堅調で増収となった。ブーツおよび雨衣、シューズは天候の影響によりそれぞれ減収となった。

 その他は売上高が19億3,400万円で同12.6%増、営業利益が2億200万円で同110.2%増。その他には物流受託事業および太陽光発電事業が含まれる。

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