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気球製作所の創業者

山田猪三郎氏が国際航空連盟殿堂入り

工業用品 2016-10-18

米国気球博物館に寄贈された猪三郎氏伝記本

米国気球博物館に寄贈された猪三郎氏伝記本


 日本で国産の飛行船を開発し、初飛行に成功した気球製作所の創業者・山田猪三郎氏(故人、1863―1913)が、今年3月開催の国際航空連盟(FAI)の国際気球委員会の総会で、“日本航空界の先覚者”としての功績が認められ、FAI功労者殿堂入りを果たした。

山田猪三郎氏

山田猪三郎氏


 9月30日、米国ニューメキシコ州アルバカーキ市の気球博物館で開かれた殿堂入りセレモニーに、猪三郎氏のひ孫で気球製作所(本社・東京都大田区北糀谷)の5代目、豊間清社長が出席した。

 和歌山市出身の猪三郎氏が同社を創業したのが1894(明治27)年。1896年に日本式係留気球を製作し、1909年には山田式飛行船を発明製作、わが国最初の飛行記録を樹立。さらに1911年9月20日の帝都一周飛行に成功し、それによって航空日(現・空の日)が制定された。

 セレモニーに出席した豊間社長は英語でスピーチし、「曾祖父は当時、いろいろな方の支援を受けて飛行船の初飛行に成功した。今回の殿堂入りに対しても、多くのお力添えがあった」と感謝の気持ちを伝えた。

 殿堂入りを記念してアルバカーキの気球博物館には、猪三郎氏の出身地和歌山の「山田猪三郎顕彰会」が製作した伝記本と、山田式飛行船のミニチュアモデルが寄贈、展示されている。

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