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33か国・地域から500人参加

三ツ星ベルト、ユニセフと自治体に寄付贈呈

工業用品 2016-10-08

あいさつする垣内社長

あいさつする垣内社長


 三ツ星ベルトは10月1日、ホテルオークラ神戸(神戸市中央区)で「世界の子供たちに愛の手を」と題して、日本ユニセフ協会と同社の事業所がある自治体への寄付金贈呈式を開催、国内外の同社グループ社員から寄せられた寄付金と福祉用車両を贈呈した。当日は午前中に「世界代理店会議」も開催され、世界各国の代理店に同社の新製品・注力製品が紹介された。

 「世界の子供たちに愛の手を」式典には、海外33カ国・地域と国内の代理店や行政・学校関係者、三ツ星ベルトのスタッフを合わせ約500人が参加した。

 この寄付金贈呈を目的とした式典は、阪神・淡路大震災から10年を迎えた05年、同社創業90周年の08年、12年に続いて今回が4回目の開催。当日は世界各国の同社グループ企業の代表が、各地の従業員から寄せられた募金を携えて来日し、会場で西河紀男会長に手渡した。

 式典では冒頭、垣内一社長が「この贈呈式も今回で4回目となりました。今回は過去最高の300人を超える方々にご参加いただき非常に嬉しく思っています。初回の05年から、三ツ星ベルト全従業員から募った寄付金を主体にユニセフと各自治体に寄付を行っています。

 しかし依然として世界では、年間590万人の子供たちが5歳未満で尊い命を失っています。今回も、こうした世界の子どもたちに、少しでも役立てればとの強い思いから寄付金を贈呈させていただきます」とあいさつした。

 贈呈式では、西河紀男会長が「現在、世界では多くの自然災害に加え、紛争やテロが頻発しています。このような環境の中で、一番影響を受け被害をこうむるのが子供たちです。従業員一人ひとりから募ったこの募金を、その温かい心を、こうした子供たちのために役立てて欲しいと思っています」とあいさつ。世界各国から持ち寄られた寄付金を、日本ユニセフ協会の早水研専務理事とアグネス・チャン大使に贈呈、続いて同社事業所のある兵庫県の金澤和夫副知事、神戸市の玉田敏郎副市長、綾部市の山崎善也市長、さぬき市の大山茂樹市長には、福祉車両のキーがそれぞれ手渡された。

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