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19年3月期第1四半期業績

信越ポリマー、精密成形品事業の営業利益が13.4%増

工業用品 2018-07-26

 信越ポリマーが7月24日に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)業績は、売上高が206億9,700万円で前年同期比9.0%増、営業利益が18億1,300万円で同7.8%増、経常利益が20億2,500万円で同9.8%増、純利益が14億3,800万円で同14.6%増となった。

 事業別では、精密成形品事業は売上高が90億7,000万円で同12.1%増、営業利益が13億3,800万円で同13.4%増。半導体関連容器の出荷が好調に推移し、全体として売り上げは前年を上回り、利益も伸びた。またシリコーンゴム成形品は、主力のメディカル関連製品が堅調に推移して、売り上げを伸ばした。

 住環境・生活資材事業は売上高が49億5,400万円で同12.9%増、営業利益が9,000万円で同146.7%増。塩ビ関連製品の市場環境が非常に厳しい中、価格改定や生産効率化に努める一方、新規事業製品の拡販により、全体として売り上げは前年を上回り、利益も伸びた。また塩ビパイプ関連製品は競争が激しい中、さらに価格改定を推し進めながら受注量を確保し、売り上げを維持した。

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