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ゴム製品技術を横展開

「Medtec Japan」でメディカル分野へアピール

工業用品 2018-05-07

ニッタ・浪華ゴム工業

藤倉ゴム工業


 ゴムの製造技術を医療分野へ横展開しようと試みる企業が増えている。4月18日から20日まで、東京ビッグサイトで開催された「Medtec Japan」では素材メーカーからゴム製品メーカーが積極的に自社技術をアピールしていた。

 ニッタは昨年5月に完全子会社化した医療用ゴム製品製造の老舗メーカー浪華ゴム工業と共に出展。これまで蓄積してきた工業用樹脂ホース・チューブの多層技術や高精度な極細径チューブなどを参考出品、披露することで医療分野からのニーズを求めた。

 一方、1906年創業の浪華ゴム工業は、ゴム製の水枕や湯たんぽを国産化した先駆けで、その後ゴム薬栓や樹脂製カテーテルなど売り上げのほぼ9割を医療用製品で網羅してきた。ニッタの子会社化を契機に、これまでの蓄積してきたノウハウをもう一段新しいニーズに対応出来るよう研究開発に積極的に取り組む方針だ。

 自動車用ゴム部品の製造技術を医療分野にアピールした企業もあった。愛知県のダイワ化工は防振ゴムやブレーキパッド、その他工業用ゴム製品を手がけている。防振ゴムの製造技術からゴムと金属の一体成形などを得意とし、「生産量の多い少ないにこだわらず、これまでゴム製造技術で得てきたノウハウを医療分野にも提案したい気持ちで出展した」(同社)としている。

ダイワ化工


 このほか、藤倉ゴム工業では超透明シリコーンゴムや生体に適合した医療用シリコーンゴムを出品した。

 また、不二ラテックスでは感染予防のプローブカバーや分娩介助器具のほか医療用チューブ、バルーン、シートを展開しているが引き続き、新しいニーズを積極的に取り込んでいく姿勢を見せていた。

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