【特集】インフラ製品
横浜ゴム、耐摩耗性ベルトなど訴求
工業用品 2018-04-03
横浜ゴムはコンベヤベルト、道路橋用伸縮装置、建設機械用高圧ホース、高圧水素充填用樹脂ホース、防舷材、マリンホースなど、さまざまなインフラ関連製品を展開している。
コンベヤベルトについては、鉄鉱石や石炭を貯蔵敷地から運搬するリクレーマー用として優れた性能を発揮する「タフテックスアルファ」の拡販に力を入れている。タフテックスアルファは、世界トップレベルの耐摩耗性を実現したコンベヤベルトで、海外を中心にリクレーマーを使用する資源現場で高い評価を得ている。リクレーマーとは、貯蔵場に置いた鉱石などを大量に運搬するための大型資源輸送機械。高速でコンベヤベルトを回し、短時間に大量の運搬物を運ぶため、ベルトの水平方向に激しい摩擦が加わる。そのため、ゴムの耐摩耗性の向上はベルトの交換周期を伸ばし、ランニングコストを削減できるメリットがある。
タフテックスアルファは、独自の摩耗評価法を用いて現場でのトライアルを繰り返し、ゴムを素材レベルから見直すことで、従来品の超耐摩耗性コンベヤベルトに比べ耐摩耗性を64%向上させた。さらに炎天下で紫外線に長時間さらされる過酷な使用環境にも対応した優れた耐久性を実現している。
道路用ジョイントは、大型ゴムジョイント「YSⅡ型」が主力商品。耐震設計橋梁に必要とされる中伸縮・大遊間に対応しており、橋軸方向の変位に加え、橋軸直角方向の変位にも追従できる。工場での加硫接続が可能で、延長接続部の止水性が高い。現地接続箇所を少なくすることで、施工時間を短くすることができる。
高圧ホースでは、高圧水素充填用樹脂ホース「ibar(アイバー)」シリーズの販売拡大に力を入れている。「ibar」は、今後普及が見込まれる燃料電池自動車(FCV)に水素を充填するディスペンサー用ホースとして開発。繊維と鋼線を組み合わせたハイブリッド構造で軽量化、柔軟性、耐久性を実現している。同社では、FCV以外の用途として、水素製造工場内での圧縮水素の移送用としても販売拡大していく。
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