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東日本の需要拡大に対応

東拓工業が栃木に新工場建設

工業用品 2016-01-01

 東拓工業は15年12月22日、栃木県小山市に樹脂ホース・パイプの新工場を建設すると発表した。

 新工場は新4号国道と国道50号に近接する小山第四工業団地に建設。敷地面積は約4万6000平方メートルで、約7億5600万円で取得。そこに1万平方メートルの工場建屋(延床面積1万40000平方メートル)を建設する。

 投資総額は用地取得費も含め約30億円(1期分)の予定。16年春から初夏にかけて着工し、1年程度の期間で竣工、数カ月の準備期間を経て、17年末までに操業する計画。操業開始時の従業員数は30人の見込み。

 今後、数期に分けて順次、拡張・機能強化を行う計画で、今回は第1期として基本的な生産・加工機能を設備する。

 同社では、16年度を初年度とする5カ年の中期経営計画を策定中。新中計では、震災復興や東京五輪などにより需要増加が予想される、東日本地域での製造・物流拠点の新設や、生産ラインの増設・移設など製造・物流拠点の再編を計画している。今回の新工場建設もその一環で、東日本地域での製造・販売体制を強化していく。

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