NOKは、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター(UMI)が10月7日に設立した素材・化学産業分野を投資対象にした「UMI3号投資事業有限責任組合」(UMI3号ファンド) に出資した。UMI3号ファンドへの出資約束金額は5億円で、ファンドへの出資は初となる。

 今回、NOKが注力している素材・化学産業分野への投資を対象としたUMI3号ファンドに出資することにより、同社の持つ技術や設備とシナジー効果の高い技術・事業との連携を深めるため、支援を決定した。

 UMI3号ファンドは、UMI1号ファンド、UMI2号ファンドに引き続き、素材・化学産業における新事業創出プラットフォームの確立を目標としている。特にUMI3号ファンドでは、姉妹ファンドとしてUMI脱炭素ファンドの設立を予定しており、脱炭素分野への技術・事業への投資を強化し、素材・化学産業以外の事業会社の参画も促すことで、産業を超えたイノベーションの創出を期待している。

 UMIは2021年6月に国連の責任投資原則(UN PRI)の署名機関となり、ESG課題を考慮した投資活動を進め、日本、アジアを機軸にグローバルな新事業創出を目指している。

 ■UMI3号ファンドの概要
 ◇ファンド名称=UMI3号投資事業有限責任組合◇設立=2022年10月7日◇運用期間=10年間◇投資領域=素材・化学に関する技術を競争力の源泉とする環境・エネルギー、食糧・農業、ライフサイエンス、電子・情報、モビリティ分野の事業および素材・化学分野の開発にかかる共通基盤技術