ダウは、二酸化炭素(CO2)排出に関して、世界初となる炭素排出量ゼロの統合型エチレンクラッカーおよび誘導体工場を建設すると発表した。

 同プロジェクトにより、カナダ・アルバータ州フォート・サスカチュワンに所在する既存の生産設備を炭素排出量正味ゼロに改修し、それと同時にエチレンおよびポリエチレンの生産能力を3倍に増強する。

 同社は、オーガニックのブラウンフィールド投資により、設備投資を減価償却費および償却費(D&A)の水準以下に抑えるという全社的な公約を維持しつつ、アルバータ州における競争力あるエチレン、ポリエチレン、誘導体の生産能力を大幅に拡大する。

 また、世界の自社資産の脱炭素化を進めるために、年間約10億ドル(またはD&A水準の3分の1)の設備投資を工場ごとに段階的に実施する予定。