三菱ケミカルは9月21日、同社の欧州におけるアクリル樹脂シート(PMMAシート)事業をSchweiter Technologiesグループ(=STAG、本社:スイス・シュタインハウゼン)へ譲渡すると発表した。

 イギリス所在のグループ会社であるLucite International UK のPMMAシート事業を分離した上で、同社が製造するPMMAシートのイギリス内販売会社であるPerspex Distributionの株式とともに、9,200万英ポンド(約135億円)で譲渡する。

 STAGは、欧州の大手プラスチックシートメーカーであり、PMMAシート事業についても業界をリードする立場にある。また、STAGは三菱ケミカルグループが長期に亘ってPMMAシート原料であるMMAモノマーを供給する戦略的パートナーとなっている。

 三菱ケミカルは、幅広いシート製品のラインアップや高いコスト競争力を持つSTAGに欧州PMMAシート事業を譲渡することで、欧州市場におけるSTAG事業のさらなる成長を通じ、MMAモノマー供給でのさらなるパートナーシップの強化を図っていく。

 ■譲渡するPMMAシート事業の概要
 ◇譲渡対象=Lucite International UK (LIUK)のPMMAシート事業、Perspex Distribution(PDL)株式◇製造拠点:LIUKダーウェン工場(イギリス・ランカシャー州)◇売上高=約1億2,600万英ポンド(約185億円/2018年3月期)◇従業員=約330人(2018年9月現在:LIUKのPMMAシート事業に従事する人数とPDLの従業員数の合計)