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使いきり手袋国産化で医療業界の新規開拓を進める

【新年トップインタビュー】ショーワグローブ社長 近藤修司氏

会員限定 インタビュー 2022-01-06


 ニトリルゴム製使いきり手袋の国産化にあたり、医療業界で新規開拓を進めているショーワグローブ。「足元は100社近くに口座を開設頂くなど順調だ。有事の際の安定供給のためには、国内での継続的な生産が必要。そのためには、平素からのお付き合いが不可欠になる」と近藤修司社長は語る。

2021年を振り返って

 コロナ禍によるプラス要因、マイナス要因両方の影響を大きく受けた年だった。マイナス要因は、東南アジアから輸入している使いきり手袋価格の変動だ。需給逼迫により、仕入れ・販売価格ともに年前半は毎月2~3割のペースで上昇したが、夏頃からは一転、供給量が増えたこともあり同様のペースで価格が下落した。価格の変動への早い対応が難しく、利益面も厳しい状況となった。また、家庭用・産業用(作業用)などの自社製品についても、東南アジアのロックダウンでサプライチェーンが分断され、計画通りの数量手配ができなかった。

 一方、プラス要因は

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