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九州大学と組織対応型連携契約を締結

三井化学、「三井化学カーボンニュートラル研究センター」を設置

原材料 2021-11-01


 三井化学と九州大学は10月28日、カーボンニュートラルに資する最先端の環境基盤技術の開発獲得および当該技術領域における実用化・事業化の推進を共同で行う組織対応型連携契約を締結。それに伴い、九州大学のカーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER:アイスナー)内に、「三井化学カーボンニュートラル研究センター」(MCI-CNRC)を設置した。

 MCI-CNRCでは、I2CNERが培ってきたグリーン水素、CO2の回収、貯留、変換などカーボンニュートラル・カーボンネガティブを目指す世界最先端の知見と三井化学が取り組んできた低環境負荷技術の社会実装を目指した開発・工業化に関する知見をベースに、共同研究を実施。また、カーボンニュートラルの実現に必要な要素技術の研究を集中的かつ効率的に行うことで、これら技術の社会実装を加速させる。主な研究領域として、①グリーン水素製造・利用②CO2分離・回収③CO2変換・固定化④高度分析・評価―に取り組む。

 三井化学は2020年11月に、2050年カーボンニュートラル宣言を発表している。

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