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Aクラスはヤマカミベルトチームが10連覇

東部ゴム商組、第47回親睦野球大会決勝戦

商社 2025-04-04

 東部工業用ゴム製品卸商業組合(塩谷信雄理事長=バン工業用品社長)の「第47回親睦野球大会」決勝戦およびクラス入れ替え戦が3月30日、東京実業健康保険組合グランド(千葉県柏市)で開催された。今大会は天候不順により2週連続の延期となり、その影響などもあって11チームが棄権しての実施となった。なお、同グランドでの開催は今回で最後となる。

Aクラスの決勝戦(ヤマカミベルトチーム対ヤマカミパッキンチーム)


 午前9時15分から行われたAクラスの決勝戦では、ヤマカミ(ベルト)チームとヤマカミ(パッキン)チームが激突した。試合は両チームとも先発ピッチャーが順調な立ち上がり。息詰まる投手戦となり、両チームとも3回まで無得点が続いた。試合が動いたのはバッターが2巡目に入った4回表。2番からの好打順で始まったパッキンチームの攻撃は、先頭打者がフォアボールで出塁、続く打者はサードゴロ、ファーストゴロに倒れたものの、ランナーは得点圏の2塁へ進塁。迎えた5番打者がライト前ヒットを放ち、1点を先制した。その裏にはベルトチームも反撃。フォアボールからの送りバントに守備の乱れも重なり、ランナー2、3塁としたところを3番打者の打球がショートの頭上を超えるヒットとなり同点に追いつくと、その後も4本のヒットで3点を追加し、この回4得点と逆転した。その後は両チームともにピッチャーを交代。両リリーフが7回まで力投し無得点に抑え、ベルトチームが勝利。今回の優勝でベルトチームは大会10連覇を達成した。

ヤマカミ(ベルト、パッキン、ホース)チーム


(左から)山上ヤマカミ社長、AクラスMVPの行方選手、神長英一GM

Bクラスはブリヂストン化工品ジャパンが優勝

 Bクラスの決勝戦は、ブリヂストン化工品ジャパンチームと横浜ゴムチームが対戦。ブリヂストン化工品ジャパンが3対2と接戦を制し優勝した。両チームともに来年はAチームに昇格する。
 なお、Aクラスの3位はヤマカミ(ホース)、敢闘賞はシバタ。Bクラスとの入れ替え戦はモリテック/日加商工チームとブリヂストンチームが対戦し、12対4でモリテック/日加商工が勝利した。

ブリヂストン化工品ジャパンチーム


(左から)BクラスMVPの北住選手と田代義孝監督

MVPは行方選手、北住選手が選出

 Aクラスの最優秀選手には、決勝戦で先発を務めたヤマカミ(ベルト)チームの行方陸人選手が選出。「5回1失点と自己目標は達成、良い形で試合を終えることができた。10連覇できて嬉しく思う」と笑顔を見せた。また、Bクラスの最優秀選手には、ブリヂストン化工品ジャパンの北住哲也選手が選ばれた。

 山上茂久総監督の話 ベルトチームが10連覇できて大変嬉しい。今回は棄権も多く、ヤマカミ同士の決勝となり残念な気持ちもあるが、良い試合ができた。この勢いに乗り、(代表として出場する)東京総合健保野球大会も頑張りたい。また、天皇賜杯、国民スポーツ大会の全国大会出場も目指していく。

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