【会社訪問】関西化工
70周年に向けて“変化こそ進化”
商社 2016-08-01
関西化工はニッタのグループ企業(ニッタ100%子会社)で、ニッタグループ製品を主力に扱っている販売会社。
ニッタには、ベルト製品、ホース・チューブ製品の販社子会社として、関西化工(本社・神戸)、パワーテクノ(本社・東京)、ニッタテクノ(本社・広島)の3社があり、パワーテクノが関東、甲信越、東北を、ニッタテクノが中国地方と四国を、関西化工が関西をそれぞれ営業エリアとしている。
関西化工の扱い製品は、ニッタ製品である伝動・搬送用平ベルト、カーブコンベヤ、エアフィルタなどのクリーン関連製品、メカトロ・センサ製品、油空圧用ホース・チューブ・継手類。ゲイツ・ユニッタ・アジアのタイミングベルトなど。
長穂智康社長によると「16年上期(1―6月)業績は増収増益の見通しで、通期も増収増益を達成できると見込んでいる。関西地域は全般的に市場が低迷しているが、当社ではロボット関連や医療関連が好調に推移している」という。
同社が現在取り組んでいるのが営業部門の強化。その一環として6月に営業部員として2人新規採用した。長穂社長が自ら面接し、即戦力と期待して採用した。「やる気のある若手を採用し、営業力を強化するとともに、若返り効果により社内を活性化させたい」と考えている。
長穂社長は15年3月、関西化工の社長に就任。就任前はニッタに在籍し、ニッタでは主にベルト事業を担当してきた。ニッタの台湾や中国のベルト事業設立に際しては、担当者として主導的な役割を果たした。
関西化工は1948年に設立。2年後の2018年には設立70周年を迎える。70周年に向けて“新戦力を加え、変化こそ進化!”をキャッチワードに社業をさらに発展させていく決意だ。