PAGE TOP

生物多様性に配慮した取り組みが評価

横浜ゴム、三島工場が「いきもの共生事業所認証」を取得

タイヤ 2025-03-13

 横浜ゴムの三島工場が、生物多様性に配慮した工場として「いきもの共生事業推進協議会(ABINC)」の「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)」を取得した。なお、同認証取得は6拠点目(平塚製造所、尾道工場、茨城工場、三重工場、新城工場)となる。

三島工場


 ABINCは、いきものと人が共生できるしくみを「創造」し、科学的・技術的に「検証」し、「事業化」を推進することを目的として2013年12月に設立された団体。

 ABINC認証は、「企業と生物多様性イニシアティブ」 が開発した「いきもの共生事業所推進ガイドライン」および「土地利用通信簿」に基づき第三者評価・認証する制度で、生物多様性に貢献する環境づくり、生物多様性に配慮した維持管理、ステークホルダーとのコミュニケーションの3点を中心に評価される。

 三島工場は、水生・陸生のさまざまな生物の生息場所を保全する多様な取り組みや、化学薬品・肥料をできるだけ使用しない植生管理および積極的なモニタリング活動に加えて、行政など社外の人々と連携をとり、従業員が保全活動に触れる機会を多く確保している点などが高く評価された。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物