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「ENLITEN」技術搭載「POTENZA SPORT」

ブリヂストン、ポルシェ「Macan Electric」と「Panamera」に新車装着

タイヤ 2025-02-17

 ブリヂストンの欧州グループ会社ブリヂストン ヨーロッパは、ポルシェ初のフル電動SUVである新型「Macan Electric」および第三世代となる新型「Panamera」それぞれに専用設計された新車装着タイヤとして、「POTENZA SPORT」を納入する。

POTENZA SPORT


BLIZZAK LM005


 これまでブリヂストンは、国内タイヤメーカーとして初のポルシェへのタイヤ納入となった1986年の「ポルシェ 959」(納入タイヤ:ポテンザ RE71)をはじめ、「911」や「Cayenne」への新車装着により、ポルシェが車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。

 今回、「Macan Electric」と「Panamera」に装着される「POTENZA SPORT」は、ブリヂストンが「EV 時代の新たなプレミアム」と位置付け「究極のカスタマイズ」を追求する商品設計基盤技術「ENLITEN」を搭載することで、ドライ・ウェット両路面や高速走行時におけるハンドリング性能、転がり抵抗の低減による低電費・低燃費性能にエッジを効かせている。これにより「Macan Electric」では、フル電動SUVの重量やトルクに対応しつつ車体の運動性能を引き出し、航続距離約600キロの実現に貢献している。

 「Panamera」には「POTENZA SPORT」に加えて、オプションタイヤとして専用設計された冬用の「BLIZZAK LM005」も納入し、年間を通じて「Panamera」のパフォーマンスを最大限に引き出すことに貢献する。

 今回の「POTENZA SPORT」の開発では、ブリヂストン独自のシミュレーション技術を活用し、バーチャル環境でタイヤをテストすることで、効率的なタイヤ開発を実現。この方法により、原材料使用量やCO2排出量を最大60%削減し、環境負荷を低減した。

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