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「REGNO GR-XⅢ」、「Morph」、「AirFree」

ブリヂストン、3製品が「2024年グッドデザイン賞」を受賞

タイヤ 2024-10-16

 ブリヂストンの乗用車用プレミアムブランド商品「REGNO GR―XⅢ」とゴム人工筋肉を用いた柔らかいロボット「Morph」、空気充填が要らない次世代タイヤ「AirFree」が、日本デザイン振興会が主催する「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した。なお、「AirFree」は、「私の選んだ一品」にも選出された。

 ◇乗用車用プレミアムブランド商品「REGNO GR―XⅢ」

 静粛性、ハンドリング性にエッジを効かせることで、”静か、やわらか、安らか、気持ちよい、滑らか”という”REGNO史上かつてない空間品質”と”質の高い乗り味”を両立した新しい「REGNO FEELING」を、機能面と外観面から実現したタイヤ。

 機能面では、新たに商品設計基盤技術「ENLITEN」を適用し、「空間品質」「走行性能」「サステナビリティ」という性能を高レベルで実現している。外観面では、特徴的で流麗なパタンデザインに加え、微細加工技術「LUXBLACK」や分銅繋ぎ模様デザインにより「REGNO」の世界観を表現している。

 ◇ゴム人工筋肉を活用した柔らかいロボット「Morph」

 「Morph」は、人とロボットの新しい関係性を築くために「ゆだね、ゆだねられる」という体験を提供するゴム人工筋肉を活用した柔らかいロボット。そのデザインは、「未来のソフトロボット」をイメージしました。動物の呼吸や潮の満ち引きなど、センシングした生物の営みや自然の動きを反映したデータを柔らかいゴム人工筋肉にインストールしており、生物ともロボットとも異なる「Morph」ならではの息遣いを生み出す。

 ◇空気充填が要らない次世代タイヤ「AirFree」

 「AirFree」は空気充填が要らない次世代タイヤ。空気の代わりに、リサイクル可能なスポークで荷重を支え、薄暗い時間帯においても視認性を最大化する青色を採用することで、安心・安全な移動、メンテナンスの効率化、資源生産性向上を体現するデザインになっている。

 最適な素材・形状を導出するべく、タイヤ技術の知見を活用しながら「AirFree」独自の設計システムを構築し、ユニークな樹脂スポーク形状が生まれた。また、「AirFree」に使用した青色は、「地域社会の安心安全な移動をエンパワーする(力を与える/支える)青」として「Empowering Blue」と定義。高齢化や過疎化、労働力不足といった課題に直面する「地域社会のモビリティを支える」ことをミッションに、2026年の社会実装を目指して活動を推進している。

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