住友ゴム工業、ダンロップスポーツウェルネスの株式譲渡契約を締結

　住友ゴム工業は、連結子会社であるダンロップスポーツウェルネスの全株式をナガセに譲渡する内容の株式譲渡契約を締結することを取締役会にて決議し、株式譲渡契約を締結した。なお、譲渡実行日は2024年12月上旬を予定する。

　今回の株式譲渡契約について同社は、「ダンロップスポーツウェルネスにてフィットネス事業、ゴルフスクール、テニススクール運営などの関連サービス事業を通じてユーザーのスポーツライフを向上させることに努めてきた。新型コロナウイルスの影響による業況悪化については、サービス品質向上や経営の効率化により足元では回復基調にある。しかしながら、現在推進中の中期計画において定める『既存事業の選択と集中』の取り組みの一つとして、全株式をナガセに譲渡することを決定した。ナガセおよびグループ会社であるイトマンスイミングスクール、イトマンスポーツスクールの3社では会員の重なりが少なく、拠点の重複もないことから、品質、事業規模ともに日本を代表する総合型スポーツジム、スイミングスクールとなることが期待できる。なお、ナガセが運営するゴルフスクール、テニススクール事業については、当社の子会社であるダンロップスポーツマーケティングに承継し運営を続ける。この承継により、レッスン・フィッティング・物販を組み合わせた当社ならではの総合的サービスをユーザーに届けることで、よりゴルフ、テニスの魅力を広げ、次世代プレイヤー育成や情報発信の拠点として将来的な当社ブランドのファンづくりに努める」としている。