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氷上性能向上に主眼置き開発

横浜ゴムがSUV用スタッドレスタイヤ「iceGUARD SUV G075」発売

タイヤ 2016-07-25

TTCHで行われた試乗会

TTCHで行われた試乗会


 

TTCHで試乗会、確実かつ大幅な進化を体感

 新製品「iceGUARD SUV G075」の性能を同社のテストコースである「北海道タイヤテストセンター(TTCH)」で試乗により体感した。 試乗したコースは、ショートコース、圧雪路、氷盤路。ラリードライバーの奴田原文雄選手が駆る車に、同乗させてもらった。

 ショートコース、圧雪路での「ice^nGUARD SUV G075」は、加速時のトラクションがしっかりと効き、制動時の不安もまるでない。適切な速度でのコーナーリングにおいては横滑りの発生がなく、雪をしっかりと捉えている接地感がある。追従性も高く、ハンドルを切った分だけ曲がる印象だ。ショートコースでは、ランドクルーザー、エクストレイル、ジープチェロキーでの試乗だったが、奴田原氏によると「SUVという車重の重い車に見合った剛性がしっかりとある。氷上性能などを向上させるためには柔らかさが必要となるが、『iceGUARD SUV G075』は柔らかくとも剛性がある。氷上性能が向上しつつも、ぐにゃりとする感覚はなく、荷重をしっかりと受け止めている。ロール感もない。柔らかさと剛性の両立は非常に難しいが、それが出来ている」という。

 圧雪路では従来品である「GEOLANDAR I/T-S」との比較も行った。

 そこでの走りについて奴田原氏は「新商品『iceGUARD SUV G075』は、路面からのインフォメーションが的確に伝わってくる。仮にオーバースピードでコーナーに入った際も、従来品のように急に抜ける感はなく、きちんと伝わってくるので分かりやすい」という。ちなみに、記者が運転した際には、コーナーにオーバースピードで進入。後輪がズズっと滑ったものの、奴田原氏の話すように急に抜けることはなかった。粘りがあり、カウンターステアをあてると、車の挙動は正常に戻る。オーバースピードでのコーナーへの進入という記者の運転ミスだったが、結果として新商品の氷雪路に対する性能の高さを体感することが出来た。

 氷盤路で行われた「GEOLANDAR I/T-S」との比較でも、新商品の方が制動距離は短かった。管理された氷盤路は、普通に歩くことが出来ないくらい本当によく滑る路面なのだが、そんな中でも「きちんとした減速感があり、安心できる。路面を捉えている感覚が伝わってくる」と奴田原氏は話す。

 今回、従来品である「GEOLANDAR I/T-S」との比較で、新商品「iceGUARD SUV G075」の確実かつ大幅な性能の進化がうかがえた。その高い性能により、「iceGUARD SUV G075」は、都市型の人気で拡大しているSUVにおいて、冬の足元を支えていく存在になっていくだろう。

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