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経営戦略と事業活動の全体像を包括的に報告

横浜ゴム、「統合報告書2024」を発行

タイヤ 2024-08-21

 横浜ゴムは、経営戦略と事業活動の全体像を包括的に報告する「統合報告書2024」を発行し、サステナビリティサイト(https://www.y-yokohama.com/sustainability/information/backnumber_report/)で公開した。

 横浜ゴムグループは2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」のもと、事業戦略とサステナビリティの取り組みを一体的に推進し、事業活動を通じた地域および社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく活動を加速化している。

 こうした経営戦略と事業活動の全体像をステークホルダーの皆さまに正しく理解してもらうため、業績や事業概要、経営戦略などの財務情報に加えて、社会、環境、人材、コーポレートガバナンスなどの非財務情報を体系的に捉えて報告する統合報告書を2022年から発行している。

 同報告書は国際会計基準(IFRS)財団が提唱する「国際統合報告フレームワーク」や経済産業省の「価値協創ガイダンス」を参考とし、ステークホルダーの視点を重視した編集に努めた。

 「統合報告書2024」では、昨年の統合報告書に関してステークホルダーから寄せられた意見を可能な限り採り入れ、横浜ゴムグループがどのように中期経営計画「YX2026」を達成し持続的な成長を果たしていくのかについて、取り組みの背景にあるビジネスモデルと同社グループの描く「価値創造ストーリー」を分かりやすく理解してもらうため、財務および非財務に関わる各取り組みの報告を充実させた。

 ■「統合報告書2024」の報告内容
 ◇「深化×探索」を支える原動力=企業理念/移動を支え、社会の課題の解決に貢献/CEOメッセージ/COOメッセージ/Co―COOメッセージ/先駆けの歴史とポートフォリオの変遷/At a glance/横浜ゴムの「深化×探索」を支えるブランド/横浜ゴムの強み/財務・非財務ハイライト/価値創造プロセス/資本別のステークホルダーとの価値共創

 ◇目指す姿の実現に向けた戦略=リスクと機会・マテリアリティ/過去の中期経営計画の振り返り/新中期経営計画Yokohama Transformation 2026(YX2026)/タイヤ事業(タイヤ消費財)/タイヤ事業(タイヤ生産財)/MB事業/その他事業(PRGR事業)/財務戦略・株主還元方針/研究開発・知的財産戦略/特集:COOと若手技術者座談会 AIとともに「深化」するタイヤの技術開発/生産・品質/モータースポーツ活動/横浜ゴムのサステナビリティ/人材戦略/労働安全衛生/環境~脱炭素社会・循環型経済への貢献~/環境~自然との共生~/TCFD・TNFDフレームワークに基づく開示/持続可能な天然ゴムの調達/サプライチェーンマネジメント/人権の尊重

 ◇経営のレジリエンスの強化=社外取締役対談/コーポレートガバナンス/リスクマネジメント/コンプライアンス/役員一覧

 ◇Data Section=11カ年の主要財務・非財務データ/用語集/YX2026の進捗に関するニュースリリース・適時開示/会社情報/株式情報

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