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DUNLOP「SP SPORT MAXX GT600」

住友ゴム工業、日産自動車の「スカイライン NISMO」に新車装着

タイヤ 2023-10-11

 住友ゴム工業は、日産自動車の「スカイライン NISMO」の新車装着用タイヤとして、DUNLOPの高性能スポーツタイヤ「SP SPORT MAXX GT600」の納入を開始した。

 今回の納入開始により、「フェアレディZ NISMO」、「NISSAN GT-R NISMO」を合わせた3種のスポーツカーに同社のタイヤが採用される。

 SP SPORT MAXX GT600は、「スカイライン NISMO」の性能を最大限に発揮させるタイヤとして開発。高いスポーツ性能を誇るタイヤとして、「スカイライン NISMO」という究極のGTカーを足元から支え、2024年夏に発売予定の「スカイライン SKYLINE NISMO Limited」向けにも納入予定となっている。

 また、SP SPORT MAXX GT600シリーズは、日産自動車が誇るスーパースポーツカー「NISSAN GT-R」、「NISSAN GT-R NISMO」には2011年モデル以降に装着、「フェアレディZ NISMO」にも今夏に発表された2024年モデルにも装着と、日産自動車のスポーツカー開発を足元から支えている。

 ■「スカイライン NISMO」
 「スカイライン NISMO」は2代目スカイラインとなるS5系時代から受け継がれるGTカーの資質に、NISMOならではのレーシングテクノロジーを活かした空力とシャシー技術を融合させ、より速く、気持ちよく、安心して走れる究極のGTカーを目指して開発された。

タイヤサイズ=フロントタイヤ:245/40R19 98XW XL(写真上)、リアタイヤ:265/35R19 98W XL(写真下)


 装着されるタイヤは過去のGTカー向けタイヤ開発で得たノウハウを活用し、高いグリップ性能と安定性能を発揮。また、フロントタイヤ・リアタイヤそれぞれに専用パターンを採用することでコントロール性能を高め、「スカイライン GT」の集大成ともなる「スカイライン NISMO」の走りの実現に貢献する。

 ■「フェアレディZ NISMO」
 「フェアレディZ NISMO」は、エンジン、ブレーキ、トランスミッションなどのシャシー部、エクステリア、インテリアにNISMO専用チューニングが行われ、本格的なスポーツ走行を実現したモデル。

タイヤサイズ(写真はフロントタイヤ)=フロントタイヤ:255/40R19 100Y XL、リアタイヤ:285/35R19 103Y XL


 装着されるタイヤは高性能部材を採用することで、高いグリップ性能と剛性を達成し、パワフルな加速の実現に貢献する一方、ハイグリップスポーツタイヤでありながら高い燃費性能も確保。加えて、特殊吸音スポンジ(サイレントコア)を採用し空洞共鳴音の低減を実現。さらにサイドウォールには黒色デザイン技術「Nano Black」を採用し、より存在感のあるロゴを表現、演出し、空気抵抗低減にも貢献している。

 ■「NISSAN GT-R」2024年モデル/「NISSAN GT-R NISMO」2024年モデル
 究極のドライビングプレジャーを追求するという商品コンセプトのもと、圧倒的な性能を誇るプレミアムスーパースポーツカーとして常に深化を続けてきた「NISSAN GT-R」。今回公開された2024年モデルは、速さだけではなく、洗練された乗り味も追求し、トータルバランスを高次元まで求めたモデルとなっている。

タイヤサイズ(写真はNISMO用フロントタイヤ)=フロントタイヤ:255/40ZRF20(101Y)XL、リアタイヤ:285/35ZRF20(104Y)XL


 また、よりしなやかで上質な走りと、意のままに操れる楽しさの両立が実現された特別仕様車として「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」が設定されている。

 一方、「NISSAN GT-R NISMO」は、レーシングテクノロジーを最大限注ぎ込み、空力性能の磨きこみとコーナリング性能向上を実現したGT-R史上最高のパフォーマンスが発揮されたモデル。また、特別装備車として「NISSAN GT-R NISMO Special edition」も設定されている。

 装着されるタイヤはスーパースポーツカーである「NISSAN GT-R」の性能を最大限に発揮させるタイヤとして開発。最先端のランフラットタイヤ技術を投入し、高いスポーツ性能を誇るタイヤとして、2011年モデル以降全ての年次モデルに装着されており、「NISSAN GT-R」の開発を足元から支えている。

 また、2022年モデルから「フェアレディZ NISMO」向けタイヤと同様に黒色デザイン技術「Nano Black」を採用し、より存在感のあるロゴを表現、演出し、空気抵抗低減にも貢献している。

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