マッド路面からミディアム路面まで幅広くカバー
住友ゴム工業、モトクロス競技専用タイヤDUNLOP「GEOMAX MX34」を新発売
タイヤ 2023-06-27
住友ゴム工業は、モトクロス競技専用タイヤDUNLOP「GEOMAX MX34(ジオマックス エムエックスサンヨン)」を7月1日から順次発売する。発売サイズはフロント6サイズ、リア11サイズで、価格はオープン価格。
「GEOMAX MX34」は、国内外のレースで培ったDUNLOPの最新テクノロジーで開発した、マッド路面からミディアム路面まで、幅広い路面状況をワイドレンジにカバーするモトクロス競技専用タイヤ。
新開発のトレッドパターンの採用により、マッド路面からソフト路面で要求される泥はけ性能と、ミディアム路面でのグリップ性能、加速時のトラクション性能をそれぞれ従来品(GEOMAX MX33)から大幅に向上させるとともに、新カーカス材料の採用により、走行中に繰り返し加わる衝撃によるタイヤ剛性の低下を抑制し、優れた走行性能がスタートからゴールまで安定して持続する。
■主な特長と代表的な採用技術
◇新開発したパターンでマッド路面からソフト路面での走破性を向上(フロント)=フロントタイヤはマッド~ソフト路面での走破性に必要不可欠な泥はけを良くするためにブロック配置を最適化。泥が詰まりやすいミドル~ショルダーエリアのブロック間隔を広げることで、泥はけ性能が向上した。
◇新開発したパターンで高いトラクション性能を実現(リア)=リアタイヤは、センターブロックを高く幅広にすることで、よりたくさんの土を引っ掻きトラクション性能が大幅アップ。ソフト~ミディアム路面までの幅広い路面レンジで加速性能が向上している。
◇新技術「PCBT ADVANCED」によりグリップ性能と接地感の向上を実現=ブロックのしなやかさから得られるスライドコントロール性とエッジ効果の増大によるコーナーグリップ性を同時に向上させた2段ステップブロック形状の「PCBT」(プログレッシブ・コーナリング・ブロック・テクノロジー)を更に進化させた「PCBT ADVANCED」を採用。PCBTの回転方向のエッジ量を増やすことで、旋回中のグリップを向上させるとともに、PCBTの形状を貫通溝形状にすることにより、ブロックが路面に当たった時のブロック表面のしなり量を増やし、接地感を向上させた。
◇新カーカス材料の採用で持続的なハイパフォーマンスを実現=ジャンプ時の大きな衝撃の繰り返しによりタイヤ剛性が低下し、走行性能が悪化することを抑制する新カーカス材料を採用。優れた走行性能がスタートからゴールまで安定して持続する。
-
2024年12月期業績
住友ゴム工業、売上収益、事業利益が過去最高
決算 2025-02-14
-
【人事】
住友ゴム工業(3月27日)
人事 2025-02-13
-
3Dプリンタ用UV硬化型ゴム材料...
住友ゴム工業が「TCT Japan 2025」に出展
タイヤ 2025-02-12
-
資源循環型カーボンブラックは2...
住友ゴム工業×三菱ケミカル、タイヤ用カーボンブラックの資源循
原材料 2025-01-30
-
サーキットやワインディングで...
住友ゴム工業、ハイグリップラジアルタイヤDUNLOP「SPO
タイヤ 2025-01-10
-
取得額826億円、米グッドイヤー...
住友ゴム工業、欧米等のダンロップブランドを取得
タイヤ 2025-01-09
-
DUNLOP「W01」
住友ゴム工業、DUNLOP初のワンボックスカー向けホワイトレ
タイヤ 2025-01-07
-
天然ゴムの持続可能な生産と利...
住友ゴム工業、「HRPP」にタイヤメーカーとして初加盟
タイヤ 2025-01-07
-
2025年は事業ポートフォリオの...
住友ゴム工業、山本社長が年末会見を開催
タイヤ 2024-12-25