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持続可能な物流の実現とモビリティ社会の進化に向け

住友ゴム工業、NEXT Logistics Japanとパートナー契約

タイヤ 2022-03-18

 住友ゴム工業は、NEXT Logistics Japan(NLJ)の取り組みに賛同し、株式出資契約およびパートナー契約を締結した。住友ゴム工業では、2021年6月からNJLと協業で、連結トラックによる他荷主との共同配送を行っていた。

 NLJは、ドライバー不足や積載率の低下などの課題に直面する物流業界の顧客ニーズに応えるため、新しい物流のかたちを提案する新会社として2018年に設立。業種・業態を超えた荷主とさまざまなノウハウを持つ物流事業者が協業したCASE技術を活用した高効率輸送スキームを構築し、「オールジャパン」の取り組みとしてパートナーの輪を拡大してきた。

 住友ゴム工業は、国土交通省などが中心となり取り組んでいる「ホワイト物流」推進運動に2019年から参加。持続可能な物流の実現に向け、作業負荷軽減や効率化を進めている。持続可能な物流の実現とモビリティ社会の進化を加速するため今回のパートナー契約締結となった。

 「ホワイト物流」推進運動は、国土交通省、経済産業省、農林水産省の3省が連携し2019年に発足。物流を安定的に確保するとともに経済の成長に寄与することを目的とし、「トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化」などに取り組む運動。参加企業は1,336社(1月31日時点)となっている。

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