PAGE TOP

改善事例7件を表彰

ブリヂストン、グループ・グローバルTQM大会開催

タイヤ 2021-12-06

 ブリヂストンは、「第11回ブリヂストン グループ・グローバルTQM大会」を開催し、改善事例を表彰した。

 同大会は、「最高の品質で社会に貢献」を使命とするブリヂストンのグループ内において、革新的な改善事例をグローバルで共有し、相互研鑽することで、同社グループ全体の品質意識向上と、TQM活動のレベルアップを図り、持続的な社会価値、顧客価値の創出につなげる活動。コロナ禍においてもグループ・グローバルの全従業員が参加できるように、改善事例を各現場で撮影し応募、その動画の視聴を通じて審査を行った。世界各地域・事業所から応募された改善事例の内、16件が最終選考として発表され、特に優れた事例として7件が表彰された。

 そのうち、栃木工場の「新しいゴム密着防止剤の開発-ブリヂストンの歴史を変える!新密着防止剤-」は、ゴム同士の密着を大きく低減し剥離作業などの負担を削減できる新たなゴム密着防止剤。これにより、生産現場を白く汚さずにクリーンに保ちながら生産性を高めることが可能となった。革新的な改善事例として、ブリヂストングループグローバルへの展開も視野に入っている。

技術の解析過程


 また、彦根工場の「ブリヂストン初のジョイント技術-ロボットよ、匠を超えろ 熟練技能の見える化-」は、熟練技能員の動作を細分化してモニタリングし、そのデータを解析した結果、熟練技能員の作業スピードや精度、力加減をロボットが再現することに成功し、キャンバスチェーファージョイントの自動化を実現した。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物