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長期経営計画に沿った選択と集中で

三洋貿易、中国・コンパウンド会社の持分譲渡

タイヤ 2021-04-09

 三洋貿易は4月9日、コンパウンドを製造する「三洋東知(上海)橡膠」の全持分85.9%を大連鵬成投資に同日付で譲渡完了したと発表した。

 三洋東知(上海)橡膠は2004年10月に、三洋貿易と東知の共同出資により設立。コンパウンドを製造し日系ゴム企業への供給に努めてきたが、三洋貿易グループの長期経営計画「VISION2023」に沿った事業の選択と集中の観点から、株式譲渡が最適と判断した。株式譲渡後も、三洋貿易は中国現地法人である三洋物産貿易を中心に、同社コンパウンドの営業に取り組んでいく。

 三洋東知(上海)橡膠の売上高は約3億5,000万円(2020年12月期)。三洋貿易は、2021年9月期の連結業績に与える影響は軽微としている。

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